海外市場における日本食品の人気が高まる中、越境ECは新たな販路として注目されています。特にアジア圏では、日本の品質や独自性に対する評価が高く、小規模な食品メーカーやEC担当者にとって大きなチャンスを提供しています。しかし、保存性や規制対応、物流面での工夫が求められるのも事実です。
この記事では、越境ECを活用して食品を海外に販売するための基礎知識を解説し、向いている商品の特徴や販売方法、注意点についても触れます。海外展開を検討する際の参考にしてください。
食品の越境EC市場はなぜ注目されているのか?

近年、日本の食品を海外に販売する越境EC市場が急速に拡大しています。特にアジア圏では日本食の需要が高まり、健康志向や安全性を重視する層に人気です。ここでは、注目される市場の特徴を詳しく見ていきましょう。
アジア太平洋地域が中心市場
アジア太平洋地域は、食品越境ECにおいて重要な市場の一つとされています。特に中国を中心とした市場が大きな影響力を持ち、アジア・オセアニア地域全体の市場規模は約82%を占めています。この地域では、消費者の購買力の向上に伴い、日本製品への信頼も高まっています。特に健康志向の高い消費者に人気のある日本の高品質な食品は、この地域で急速に需要が拡大しています。
さらに、東南アジア諸国においてもEC市場は急成長を遂げており、日本食品への需要が増加しています。タイ、シンガポール、マレーシアでは、日本食レストランの増加に加えて、家庭用食材の利用も拡大しています。そのため、越境ECによる販売機会はますます広がっており、これらの地域は日本食品の輸出先として非常に有望です。今後、更なる成長が期待されています。
拡大する日本食品の人気とブランド力
日本食品の人気は、世界中で急速に広がっています。特にアジア太平洋地域では、日本製品の高品質と安全性が高く評価され、消費者の信頼が深まっています。健康食品や菓子類、調味料などが中心となり、日本製品はその品質の高さを武器に、越境EC市場でも注目を集めています。
さらに、日本食の独自性や文化的価値が消費者にとって大きな魅力となり、日本の伝統食品やユニークな味わいを求める人々が増加しています。このような背景により、越境ECにおける日本食品のブランド力は強化され、国際的な認知度も向上しています。特に訪日観光客が日本での体験を基にリピーターとなるケースが多く、これが市場拡大を後押ししています。
越境ECに向いている食品とは?

越境ECで食品を販売する際には、商品特性が物流や保存性に大きく影響します。すべての食品が海外販売に適しているとは限らず、輸送コストや品質保持の観点から、向き不向きが存在します。ここでは、越境ECで扱いやすく需要の高い食品の特徴について詳しく見ていきましょう。
軽量・小型である
軽量で小型の商品は、越境ECにおいて非常に重要な要素です。商品の軽さとコンパクトさは、輸送コストの削減に大きく貢献します。国際配送では、重量や体積に基づいて送料が設定されるため、軽量で小さな食品は競争力のある価格を維持しやすくなります。
また、こうした商品は破損リスクが低く、輸送中のトラブルも減少させるため、消費者に高品質な状態で届けられます。さらに、軽量・小型の商品はまとめ買いや複数個購入を促進し、顧客単価の向上にもつながります。たとえば、サプリメントやスナック菓子、緑茶などは越境ECにおいて特に人気があり、配送コストや管理負担を軽減できる点が大きな魅力です。
賞味期限が長い
賞味期限が長いことは、越境ECで食品を販売する際に大きな利点となります。特に国際配送では、製品が長期間にわたって輸送される可能性が高いため、賞味期限が短い商品は品質劣化のリスクが生じます。一方、賞味期限が長い食品は、消費者に新鮮な状態で商品を届けることができ、配送や保管中の品質保持が容易になります。
加えて、賞味期限が長い商品は、需要に応じた柔軟な供給が可能となり、輸送や保管時にも安心感を提供します。例えば、乾燥食品やレトルト食品、缶詰などは長期保存ができ、輸送時のコストやリスクを抑えることが可能です。これらの商品は越境ECで人気があり、海外市場への安定した供給が期待されるため、販売開始時から多くのメリットを享受できます。
常温保存が可能
常温保存が可能な食品は、越境ECでの販売において非常に有利です。冷蔵や冷凍が必要な商品は、輸送中の温度管理が求められ、これによりコストやリスクが増大しますが、常温保存できる食品はそのような管理が不要で、輸送コストを抑えることができます。また、温度や鮮度を気にすることなく、多くの国や地域で簡単に取り扱えるため、安定した供給が可能となります。
常温保存が可能な商品は、長距離輸送や現地での保管にも適しており、消費者にとっても保存が容易で便利です。例えば、乾物類やスナック菓子、調味料などは常温保存が可能であり、越境ECでの取り扱いにおいて大きな利点があります。これらの商品は賞味期限が比較的長く、輸送中の品質管理が容易で、新鮮な状態で消費者に届けられるため、非常に魅力的です。
越境ECで成功しやすい食品とは?

越境ECでの食品販売を成功させるには、商品特性と市場ニーズを的確に捉えることが重要です。特に海外の消費者に響く要素や、物流・保存性に優れた食品は高い評価を得やすくなります。ここでは、日本ならではの魅力を活かしつつ、実際に成果につながりやすい食品の具体例を紹介していきます。
日本の伝統食品
日本の伝統食品は、越境ECにおいて大きな差別化要素を持っています。味噌や醤油、抹茶、海苔などは、独自の食文化を象徴する商品として、海外でも注目されています。特に健康志向が高い消費者層からは、発酵食品や海藻類に対する関心が高まっており、これらの食品が持つプロバイオティクスや低カロリーといった機能性が評価されています。
また、抹茶を使用した菓子や飲料は、見た目の美しさと健康効果を兼ね備えており、人気を集めています。これらの伝統食品は、軽量で保存性に優れ、物流面でも取り扱いやすいという利点があります。日本文化に根ざしたストーリーや背景を発信することで、ブランド価値を高め、リピーターの獲得にもつながるでしょう。
日本らしいパッケージの食品
日本らしいパッケージの食品は、越境ECで販売する際に非常に強い訴求力を持ちます。桜や富士山、和柄といった日本を象徴するデザインは、視覚的に「日本品質」を印象づけ、海外消費者の購買意欲を高める要素となります。
また、丁寧に包装された商品や高品質な素材を用いたパッケージは、プレミアム感や贈答品としての価値を生み出します。さらに、商品の背景や製法、文化的なストーリーを伝えるパッケージは、現地の消費者との感情的なつながりを育む手助けとなり、リピーター獲得にも貢献します。越境ECでは、商品自体だけでなくその見せ方も重要であり、日本らしいパッケージは他社との差別化に有効です。
外国人旅行者に人気の食品
外国人旅行者に人気の食品は、越境ECにおいても高い需要が期待できる商材です。地域限定の菓子や個包装されたスナック、抹茶味のスイーツなどは、お土産としての需要が高く、SNS映えするパッケージがその魅力を引き立てています。
これらの商品は、日本での訪問体験を契機に「もう一度食べたい」という気持ちを生み出し、リピーターによる越境ECでの購入につながります。また、即席ラーメンやお茶漬けの素、調味料セットなどは、日本食を家庭で手軽に再現できる点で高く評価されています。保存性にも優れ、物流面で扱いやすいことから、海外展開においても非常に魅力的です。
食品を越境ECで販売する3つの方法

食品を越境ECで販売するには、戦略に応じた販売チャネルの選定が重要です。自社サイトの構築からモール出店、物流を支える現地倉庫や転送サービスの活用まで、それぞれに特性があります。ここでは、代表的な3つの方法とそのメリットを詳しく見ていきましょう。
自社越境ECサイトを構築
自社越境ECサイトを構築することで、ブランドイメージを維持しながら、自由度の高い販売戦略を展開できます。多言語対応や多通貨対応を実現し、商品説明やデザインも自社の世界観に合わせて設計できるため、海外消費者に自社の魅力をしっかり伝えることが可能です。
さらに、購入者データを蓄積し、顧客管理の柔軟性を高めることで、リピーターの育成にもつながります。また、プラットフォーム手数料が発生しないため、利益率を高く維持できる点も大きな利点です。 初期構築には一定のリソースが必要ですが、自社商品を丁寧に届けたい企業にとっては、非常に有効な選択肢となります。
海外モール・プラットフォームに出店
海外モールやプラットフォームへの出店は、越境ECを効率的に始めたい事業者にとって有力な選択肢です。Tmall GlobalやAmazon、Shopeeなどの大手モールは、既に多くの現地ユーザーを抱えており、集客力や信頼性を活かして迅速に販路を確保できます。
出店には審査や手数料が必要ですが、自社でECサイトを構築するよりも初期負担が少なく、比較的手軽に海外市場に進出可能です。特に初めて越境展開を行う場合、モール側が各国の法律や決済対応をサポートしてくれるため、参入障壁が低くなります。自社ブランドの認知拡大や市場テストには最適なチャネルと言えるでしょう。
現地倉庫や転送サービスを活用
現地倉庫や転送サービスを活用することで、越境ECにおける配送リスクやコストを効果的に削減できます。現地倉庫を利用すれば、海外に在庫を常備することができ、配送時間の短縮や返品対応の迅速化が実現します。
一方、転送サービスは日本国内から海外への発送を代行する仕組みであり、初期費用を抑えて越境ECを始めたい企業にとって有効な選択肢です。いずれの方法も、専門業者のサポートを受けることで、関税や通関手続き、多様な配送方法への対応が柔軟に行えます。 特に、賞味期限や温度管理が求められる商品においては、安定した物流体制を構築することで、品質保持が確実となり、信頼性の向上につながります。
食品越境ECのメリット

越境ECは、国内にいながら世界中の消費者にアプローチできる販売手段として注目を集めています。特に食品分野では、日本ならではの品質や文化的価値が評価されやすく、ブランド力の向上や販路拡大につながる可能性を秘めています。ここでは、実店舗にはない越境ECならではの利点を4つの観点から紹介します。各メリットを理解し、自社に適した活用方法を検討する参考にしてください。
実店舗よりもコストを抑えて海外展開できる
越境ECは、実店舗を開設する場合に比べて、初期費用や固定費を大幅に削減できる点が大きな魅力です。海外で実店舗を開業するには、物件取得費や内装工事費、人件費、現地法規への対応コストなどがかかり、非常に高いハードルがあります。
一方、越境ECでは、オンラインで商品を販売するため、物理的な店舗に必要な投資を抑えることができます。さらに、自社ECサイトの構築やモール出店、転送サービスの活用など、予算や目的に応じて柔軟な選択が可能です。
インターネット環境さえ整っていれば、国内からでも海外の顧客にリーチできるため、限られたリソースで効率的に販路を拡大することができます。特に、小規模事業者にとっては、低リスクで海外展開を始められる有力な手段となります。
海外ユーザーのニーズを直接把握できる
越境ECを活用することで、海外の消費者から得られるレビューや購入傾向、アクセス解析データを通じて、現地ニーズをリアルタイムで把握できます。これにより、日本にいながら、どの国でどんな商品が好まれているのか、どのパッケージや訴求が効果的かといったマーケティング情報を蓄積可能です。
また、SNSや問い合わせ対応などの顧客接点から得られる声も、商品開発や販促活動に活用できます。実店舗に比べて、柔軟かつ低コストで市場テストが行える点も魅力です。こうした継続的なフィードバックを基に商品や販売戦略をブラッシュアップすることで、海外市場での支持を確実に得ることができます。
為替差益や多通貨対応で収益機会が広がる
越境ECでは、取引通貨を円以外にも米ドルやユーロ、現地通貨に設定することで、さまざまな消費者層に対応できます。これにより、為替の変動を活かした収益機会が広がり、例えば円安時には、外貨建てでの売上が日本円換算で増加し、実質的な利益が押し上げられることが期待されます。
また、多通貨対応により、現地のユーザーが馴染みのある通貨でスムーズに購入できるため、カート離脱の抑制にもつながります。加えて、収益が特定の通貨に偏らないことで、為替リスクを分散できるメリットもあります。このように、柔軟な通貨戦略を採用することで、単なる海外展開にとどまらず、収益性の高い運営が実現可能となります。
日本の食品ブランドを世界に広げられる
越境ECは、日本国内で築いた食品ブランドを世界に広げるための絶好の機会です。オンラインでグローバル市場に直接アクセスできるため、従来認知されていなかった地域の消費者にもブランドの魅力を伝えることが可能です。
特に、日本食品は「高品質」「安全性」「独自の味わい」という特性が国際的に評価されており、ブランドストーリーや文化的背景を丁寧に発信することで、より深い共感と信頼を得ることができます。継続的な情報発信を行い、リピーターを獲得することによって、国内にとどまらず、世界規模でのファンベースを構築し、ブランドの持続的な成長を実現するのが、越境ECの大きな魅力です。
海外展開を成功させるためには、信頼できるパートナーの支援も重要です。越境ECに特化したコンサルティング会社を活用すれば、戦略策定や販路拡大を効率的に進められます。
食品越境ECで確認すべき制度や対応

食品を海外に販売する際には、商品特性だけでなく、各国の法制度や規制への対応が欠かせません。輸入条件や表示ルール、必要な認証などを把握せずに販売を始めると、通関での差し止めやトラブルの原因にもなります。ここでは、越境ECで安全・確実に食品を届けるために押さえておきたい制度や対応策について解説します。
輸出入規制と対象国の制度
越境ECで食品を販売する際は、各国の輸出入規制や制度に正確に対応することが求められます。例えば、アメリカではFDAの登録や事前通知が必要であり、EUではアレルゲン表示や食品安全に関する規制が厳格です。
中国や東南アジアでは、ラベル表示や特定原材料の規制、さらにはハラール認証の有無も確認しなければなりません。これらの規制に適合しない商品は通関時に差し止めや廃棄の対象となるため、事前に販売国の法令・基準を調査し、必要な手続きや認証を行うことが重要です。
信頼性を高めるためには、第三者機関による国際認証の取得も有効な手段となります。越境ECでの食品販売を成功させるためには、制度の理解と法令遵守が基本となるのです。
国際認証を取得する
越境ECで食品を販売する際には、信頼性を高めるために国際認証を取得することが重要です。特にイスラム圏を対象とする場合、ハラール認証が、ユダヤ教圏ではコーシャ認証が求められることがあります。また、欧米市場においては、JASやUSDA、EUオーガニック認証が高く評価されています。
さらに、食品安全管理の認証であるHACCPやISO22000を取得することにより、品質への取り組み姿勢を示すことができ、バイヤーや消費者からの信頼を得ることができます。販売先国ごとに必要な認証は異なるため、事前に調査し、計画的に取得することが欠かせません。信頼の証としてこれらの認証を活用することは、販路拡大の強力な武器となります。
多言語表示とアレルギー表記への配慮
越境ECで食品を販売する際は、現地の法規制に従い、多言語での表示とアレルギー表示が不可欠です。販売国ごとに求められる項目が異なるため、原材料名や賞味期限、保存方法などを正確に現地語で記載する必要があります。
特にアレルゲン表示は消費者の健康に直結するため、強調表示(太字や色分けなど)での対応が求められます。また、日本独自の原材料や料理法に関しては、補足説明やイラスト、QRコードなどを活用して消費者に理解を促す工夫も有効です。
これらの適切な表示は、トラブルを回避するだけでなく、信頼性の向上にも寄与します。安全性や安心感を伝える表示戦略は、越境ECでの継続的な販売にとって重要な基盤となるでしょう。
食品の越境ECでよくある課題と注意点

越境ECによる食品販売は、多くの可能性を秘めている一方で、配送トラブルや決済対応の難しさ、効果的な販促手段の選定など、実務面での課題も少なくありません。こうしたリスクや注意点を事前に把握し、適切な対策を講じることが、継続的な事業運営の鍵となります。ここでは、食品越境ECにおいて特に注意すべき3つのポイントについて詳しく解説します。
配送のリスクとコスト
越境ECで食品を販売する際には、配送に関連するリスクとコストをしっかりと把握しておくことが重要です。国際配送では、通関や現地物流の遅延、温度変化による品質劣化、梱包破損などのリスクが考えられます。特に賞味期限が短い食品の場合、配送の遅れが原因で返品やクレームに繋がる恐れがあります。
また、送料は商品の重量や体積によって大きく変動するため、利益に大きな影響を与えます。配送コストを抑えるには、軽量で常温保存可能な商品を選ぶと良いでしょう。さらに、現地倉庫や転送サービスを活用すれば、リードタイムの短縮や配送トラブルの回避が期待できます。信頼できる配送パートナーを選定し、安定した物流体制を構築することが、越境ECの継続的な運営において鍵となります。
決済手段と現地対応
越境ECで食品を販売する際、現地に適した決済手段を整備することが不可欠です。国や地域によって主流の決済方法は異なります。例えば、中国ではAlipayやWeChat Pay、東南アジアでは銀行振込やキャッシュレスアプリが主流で、欧米ではクレジットカードやPayPalが広く利用されています。
これらの決済環境に対応していない場合、カート離脱や購入機会の損失につながる可能性があります。また、為替変動や決済手数料にも注意を払う必要があります。多通貨対応のECサイトを構築し、現地のニーズに応じた支払いオプションを用意することで、よりスムーズな購入体験を提供できます。
さらに、多言語対応のカスタマーサポートや領収書の整備を行うことにより、信頼性が高まり、リピーターを促進することができます。
販路拡大とプロモーション戦略
食品の越境ECにおいて販路を広げるためには、さまざまなチャネルを駆使し、効果的なプロモーション戦略を実行することが重要です。海外モールへの出店や自社ECサイトの構築、さらにSNSとの連携を通じて多様な顧客接点を築くことが求められます。
特にInstagramやTikTokなどでは、視覚的に訴求力のあるパッケージや調理風景を活用し、消費者の関心を引きつけ、拡散効果を期待できます。また、現地インフルエンサーとのコラボレーションやレビュー投稿キャンペーンを行うことも効果的です。
加えて、ライブコマースや季節限定商品の販売など、消費者の購買意欲を高める施策を重ねることで、ブランド認知を拡大し、持続的な販路拡大が可能になります。中長期的な視点で、戦略的なプロモーションの継続が成功の鍵を握ります。
まとめ:食品の越境ECで海外販路を広げよう
食品の越境ECは、日本の食品を世界へ届ける効果的な手段です。特にアジア太平洋地域では、日本食への関心と需要が急速に高まっています。軽量で小型、賞味期限が長く、常温保存が可能な商品は非常に評価されています。
また、日本の伝統食品や、和風のパッケージデザインも他国との差別化要素となります。販売方法としては、自社サイトの構築やモール出店、現地倉庫や転送サービスを活用することが大切です。各国の規制に対応し、決済方法の整備や物流体制を確立することで、越境ECの成功をさらに確実にすることができます。本記事を参考に、自社商品の強みを活かし、海外販路拡大の一歩を踏み出していただければと思います。